人気ホラーゲーム「青鬼」の劇場版第2弾「青鬼 ver.2.0」に出演するフレッシュなキャストが発表された。主人公ひろし役には映畫初主演となる中川大志、ヒロインの安奈役には映畫「奇跡」「紙の月」の平祐奈、主人公ひろしの相棒・卓郎役にはテレビドラマ「仮面ライダードライブ」の松島莊汰が抜てきされた。
原作は、洋館に閉じ込められた主人公が神出鬼沒の“青鬼”から逃れつつ、仕掛けられた謎を解き脫出を試みるというフリーゲーム。ニコニコ動畫や YouTubeに掲載された実況プレイ動畫などの関連動畫が6000萬回以上再生されるなど、インターネット上で人気を集め、昨年「AKB48」入山杏奈の主演で実寫映畫化された。
第2弾の主演に抜てきされた中川は、テレビドラマ「家政婦のミタ」の長男・阿須田翔役で腳光を浴び、昨年は「水球ヤンキース」「地獄先生ぬーべー」と立て続けに連ドラにレギュラー出演した注目株。「プレッシャーはありますが、それ以上に楽しみな気持ちでいっぱいで、今からワクワクしています」と心境を語り、「自分自身、小さい頃からホラーが苦手で、こういった作品をあまり見てこなかったので、少し不安はありますが、出演する側になったからには、見ていただく方に、ハラハラドキドキ、最高に怖がって頂けるような作品にしたいと思います!」と意気込んでいる。
ヒロイン役の平は「前回の『青鬼』を見てドキドキハラハラとっても怖く目をつぶるほどでした」と明かしながら、「大きなスクリーンから青鬼があなたを引っ張りますよぉ~。ご期待ください」とアピール。ファン・ビンビン主演の中國歴史ドラマ「武媚娘伝奇」に出演し話題を呼んでいる松島は、「心から楽しみにしている反面、素晴らしい原作の映畫化ということや、青鬼とのお芝居(VFX)に正直不安はありますが、考え過ぎず役者として『青鬼』の世界観を感じて、全力で挑んで行きたいと思います」と抱負を述べた。
そのほかにも、女性ファッション誌「CanCam」の専屬モデルで女優としても活動する久松郁実、第25回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」ファイナリストで俳優の勧修寺玲旺、ドラマ「ガリレオ」や映畫「超能力研究部の3人」などに出演したタモト清嵐という注目の若手俳優たちが共演。ゲームファンの間で人気のキャラクター「フワッティー」の登場も話題を呼んでいる。
前作の小林大介監督に代わりメガホンをとる前川英章監督は、「本作は、part2ではなくver.2.0。つまり続編ではなく、バージョンアップです。今度はフワッティーも參戦し、膨れ上がった恐怖に、ひろしたちはどう立ち向かうのか。一新したキャストにも期待ください」とコメントを寄せた。
今回のキャスト決定にあわせ、ニコニコ生放送でのイベントも決定した。2月3日午後9時30分から前作「青鬼」の特別上映會(有料配信)、翌4日には新作の撮影現場密著生中継が実施される。
映畫「青鬼 ver.2.0」は今夏公開。